くすりの村源

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サプリ豆知識

【ケール】 [読み]けーる (俗名:ハゴロモカンラン) [英]Kale [学名]Brassica oleracea var. acephala DC. (アブラナ科)

こんな人にお勧め 食生活の偏りが気になる人・生活習慣病が気になる人・便秘がちな人・美容が気になる女性
主な働き ケールは地中海沿岸が原産とされるアブラナ科の植物で、キャベツやブロッコリーの原種です。緑葉カンラン、羽衣カンランなどとも呼ばれま、若い青葉は「青汁」の原料として使われます。
青汁には、ビタミン群、ミネラル類、酵素類、葉緑素、各種フラボノイドが多く含まれています。
 また、食物繊維が非常に多く含まれ、便秘の解消や血糖値上昇の抑制、コレステロール値の改善に役立つので生活習慣病が気になる人におすすめです。生活習慣病の原因のひとつである活性酸素を消去する効果も知られており、さまざまな生活習慣病やがんなどの予防効果が期待されます。
ケールやブロッコリー、カリフラワーなどアブラナ科の野菜を豊富に摂取しているヒトは、肺がん、胃がん、直腸がんなどを発症するリスクが低いという報告があります。
授乳中の女性の乳房の充溢に対して、外用で有効性が示唆されています。
おもな成分 たんぱく質、脂質、炭水化物、カルシウム、リン、ビタミンA、B1、B2、Cなどがキャベツに比べて豊富で食物繊維も多く含まれますが、ケール独特の成分は知られていません。
医薬品との相互作用 アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)やオキサゼパム(抗不安薬)と併用すると、これらの薬剤の代謝を早め、血中濃度を下げるので効果が現れないことがあります。
豆知識 ケールの歴史は古く、紀元前200年のギリシャで野生のケールを食べる羊が元気で生育が早いことから、人間の健康のために栽培を始めたといわれています。

次回のチラシ掲載日までお待ちください(毎月24日)