くすりの村源

登録番号 T7400001001545

サプリ豆知識

【亜鉛】 [読み]あえん [英]Zinc(Zn) [学名]Zinc(Zn)

こんな人にお勧め 食生活の偏りが気になる人・お酒をよく飲む人・食物がおいしく感じられない人(味覚障害、拒食症)・ニキビが気になる人・胃腸の調子が悪い人・風邪が長びく人・目の衰えが気になる中高年(加齢性黄斑病の進行抑制)・髪や肌を美しく保ちたい人
主な働き 亜鉛は必須ミネラルのひとつであり、細胞の生まれ変わりを手助けする重要な成分で、アミノ酸と結合することでたんぱく質構造を安定的に保ちます。また体内の多くの酵素や免疫など、重要な働きに関わっているため、欠乏すると健康上さまざまな不都合が生じます。また、コラーゲン合成に関わるため、髪や肌を美しく保つのにも欠かせない成分です。現代人には不足しがちですが健康維持には欠かせない栄養素だといえます。
不足すると 下痢、胃潰瘍、口内炎、味覚障害、風邪を引きやすくなったり、肌荒れの原因にもなります。成長期の子供では発育障害がおこります。中高年になると亜鉛を食物から吸収し難く、排泄し易くなりますので、体内含有量が減少していきます。
適正摂取量 成人で1日40mg内服、これ以上では吐気・嘔吐・腎障害・血液障害等をおこす可能性があります。小児での許容量は 6ヶ月までの新生児-4mg、生後7~12ヶ月-5mg、1~3才-7mg、4~8才-12mg、9~13才-23mg、14~18才-34mgといわれています。
医薬品等との相互作用 コーヒーと亜鉛を一緒に飲むと亜鉛の吸収が50%低下します、水又は白湯で飲みましょう。カプトプリル(降圧薬)、シスプラチン(抗癌薬)、テトラサイクリン(抗生物質)、フルオロキノロン系薬(抗菌薬)、ペニシラミン(抗リウマチ薬)、ある種の利尿薬などで相互作用が生じます。服薬している方は医師・薬剤師にご相談ください。
豆知識 亜鉛不足は爪にも現れます。爪の角質細胞にはケラチンという繊維たんぱく質が多く含まれていますが、亜鉛不足になるとケラチンの合成がうまくいかず、発育不良となり縦ジワが増えたりします。爪をみることで亜鉛が足りているかどうかがわかります。

次回のチラシ掲載日までお待ちください(毎月24日)