くすりの村源

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【ペット感染症(犬・猫)【パスツレラ症】】 [読み]ぺっとかんせんしょう(いぬ・ねこ)【ぱすつえらしょう】

危険性

傷を受けてから30分~数時間で激痛と腫れが起こり、翌日には膿が出ます。
抵抗力が低下した人が感染すると、傷口の痛み、腫れ、化膿、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。
また、愛猫に舐められたときなどに菌が口から入ると肺炎や気管支炎など呼吸器系の症状が現れることもあります。
手遅れになると、敗血症や髄膜炎を起こして死に至ることもありますが、早い段階で適切な診断がつけば、抗生剤で簡単に治ります。

原因

猫や犬に咬まれたり、ひっかかれたり、舐められたりすることで起こる病気です。
猫や犬をはじめとするほ乳動物の口の中に潜んでいる「パスツレラ菌」が原因の感染症です。

応急処置

石鹸をつけて傷口などをよく洗い流し、イソジンなどで消毒をします。また日頃から、愛猫とのキスなど、過度な接触は避けましょう。

次回のチラシ掲載日までお待ちください(毎月24日)