くすりの村源

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【切り傷・擦り傷・刺し傷【大きい、または深い傷】】 [読み]きりきず・すりきず・さしきず【おおきい、またはふかいきず】

応急処置

次のような場合には、急いで救急車を呼びましょう。

  勢いよく血が噴き出している場合
  数分間以上出血が続く深い刺し傷
  神経や腱の損傷が考えられる場合
  顔面の傷
  洗い流せない異物が残っている場合

<救急車が来るまでの間にできること>

  傷口を高い位置にし、横にして寝かせておきます。
  毛布などで負傷者を包み、温めておく。体の下も何か敷いてあげましょう。
  腹部外傷の場合は、欲しがっても水は与えない。腹部以外でも湿らせる程度にする。
  滅菌ガーゼなど(タオルなどの場合は、しっかり洗う)で傷の上から押さえ強く圧迫する。
  押さえている布から血液が滲みだしてきた場合は、その布の上から新しい布を積み重ねていく。
  出血の勢いが弱くなってきたら、圧迫している布を包帯やガーゼ、ひもなどで縛って固定する。

次回のチラシ掲載日までお待ちください(毎月24日)