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【切り傷・擦り傷・刺し傷【大きい、または深い傷】】
[読み]きりきず・すりきず・さしきず【おおきい、またはふかいきず】
応急処置
次のような場合には、急いで救急車を呼びましょう。
・ | 勢いよく血が噴き出している場合 | |
・ | 数分間以上出血が続く深い刺し傷 | |
・ | 神経や腱の損傷が考えられる場合 | |
・ | 顔面の傷 | |
・ | 洗い流せない異物が残っている場合 |
<救急車が来るまでの間にできること>
・ | 傷口を高い位置にし、横にして寝かせておきます。 | |
・ | 毛布などで負傷者を包み、温めておく。体の下も何か敷いてあげましょう。 | |
・ | 腹部外傷の場合は、欲しがっても水は与えない。腹部以外でも湿らせる程度にする。 | |
・ | 滅菌ガーゼなど(タオルなどの場合は、しっかり洗う)で傷の上から押さえ強く圧迫する。 | |
・ | 押さえている布から血液が滲みだしてきた場合は、その布の上から新しい布を積み重ねていく。 | |
・ | 出血の勢いが弱くなってきたら、圧迫している布を包帯やガーゼ、ひもなどで縛って固定する。 |