くすりの村源

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【毒蛇(マムシ)に噛まれた】 [読み]まむしにかまれた

症状

咬まれると激痛があり腫れる。

危険性

腫脹した筋肉は治療しないと壊死し、体幹に及ぶと死亡。
1~2個の牙痕、灼熱痛、20~30分すると腫脹が現れ次第に体幹に進展。吐き気、嘔吐、血圧低下(顔面蒼白、冷や汗)、重症では霧視(霞み目)、複視(物が二重に見える)の出現。
眼症状は1~2週間で回復して予後は良好。
腫脹した筋肉は壊死し、体幹に及ぶと死亡。

応急処置

(1) 噛まれた傷より体幹に近い関節のすぐ上を幅広のもので軽く縛る。咬まれて間もなくは、蛇の毒は体のごく表面のリンパ液の流れで全身に回るので、それを阻害するため。
(2) 毒液を口で吸う。歯槽膿漏や大きな虫歯がある人は吸ったヘビ毒が口内から全身にまわり、かえって危険なのでやらない事。
毒素は受傷後30~40分間は牙痕を中心に半径10~15mmのところに留まっているので慌てる必要はない。
速やかに病院に行くことは大原則。

備考

鎖模様と三角形の頭が特徴。飛んで攻撃してくることもある。

次回のチラシ掲載日までお待ちください(毎月24日)