くすりの村源

登録番号 T7400001001545

サプリ豆知識

【γ-アミノ酪酸(ギャバ)】 [読み]がんまあみのらくさん [英]γ-aminobutyric acid(GABA) [学名]γ-aminobutyric acid(GABA)  C4H9NO2、分子量103.12

こんな人にお勧め 血圧が高めの方。不眠やイライラでお悩みの方。
主な働き ・もともと脊椎動物の脳や脊髄に多く存在し、抑制系伝達物質として働くことにより、脳における情報伝達の調節に関与しています。具体的には脳の血流を増やして脳細胞の代謝を高めるなどの働きにより、血圧低下及び精神安定機能など多くの作用をあらわします。なお、GABAは医療用医薬品の脳代謝促進剤として頭部外傷後遺症による頭痛、頭重、のぼせ感、耳鳴り、意欲低下などにも用いられています。健康な人に70mg摂取させて脳波を調べたところ、リラックス状態に多く出現するα波の出現量が増加し、興奮状態にあることを意味するβ波の出現量が抑制されたとのデータがあります。このことから「リラクゼーション効果がある」と言われています。
・12週間摂取したところ、血圧が有意に低下したというデータがあります。
注意すること ・妊娠中、授乳中の安全性については十分なデータがないので、使用をさけること。
・他のハーブやサプリメント、食品、医薬品との相互作用は知られていません。
・臨床検査値や疾病などの健康状態に対する影響は知られていません。
豆知識 ギャバ(GABA)は、甲殻類の神経筋接合部、哺乳類の小脳、脊髄、大脳などに多く存在する抑制性神経伝達物質と考えられているアミノ酸です。
玄米には天然ギャバが多く含まれ、さらに発芽することによって増加し、発芽玄米には白米の約10倍のギャバが含まれるともいわれています。その他、緑茶葉を窒素ガス下で処理したギャバロン茶や、ぬか漬けなどにも含まれています。
そのほか味噌や醤油などの発酵食品や、茶、野菜、果実などにも多く含まれており、通常摂取されている食品成分の1つでもあります。
参考 EBサプリメント 機能性成分の可能性[2]、薬事日報2007年6月20日

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