くすりの村源

登録番号 T7400001001545

サプリ豆知識

【DHA】 [読み]でぃーえいちえー (ドコサヘキサエン酸) [英]Docosahexaenoic acid [学名]Docosahexaenoic acid

こんな人にお勧め コレステロールが気になる人・血圧が気になる人など
主な働き 1)冠状動脈疾患患者が食事から摂取するDHAを増やすと、死亡するリスクが低減するという知見があります。
2)血液中のコレステロールや中性脂肪を低下させる作用があることが確認されています。
3)ストレスを受けている人の攻撃的な行動を抑えるのに、経口摂取で有効性が示唆されています。
4)加齢黄斑変性の予防に経口摂取で有効性が示唆されています。
5)失読症の小児では夜間視力の向上に、有効性が示唆されています。
6)統合運動障害の小児における運動障害を改善します。
多く含まれる食品 背の青い魚の脂肪や神経組織に含まれています。100g中のDHA含有量は多い順に、本マグロ脂身(2.9g)、スジコ(2.2g)、養殖マダイ・ブリ・サバ(いずれも1.8g)と続きます
注意すること ・経口摂取で適切に用いれば、安全性が示唆されています。しかし、大量に摂取すると血液が固まりにくくなり、出血が止まりにくくなります。
・1日3g以上の摂取で、凝血能が低下し出血傾向が起きることがあります。
・ヒト試験の結果により、1)II型糖尿病の治療、2)小児の注意欠陥多動性障害(ADHD)、3)DHA添加した調整ミルクによる18ヶ月までの乳幼児の認識能や精神的な発達と成長に対する作用、で効果がないことが示唆されています。
医薬品等との相互作用 ・DHA含有魚油は、血圧を下げることがあるので、血圧降下剤を服用中の人では相乗効果が起きることがあります。
・臨床検査値(インスリン、トリグリセリド、コレステロール、プロトロンビン時間、肺機能試験)に影響を与えることがあります。
豆知識 DHA(ドコサヘキサエン酸)はオメガ3系の直鎖不飽和脂肪酸で、EPA(エイコサペンタエン酸)と同様、主に魚に含まれる必須脂肪酸の一つです。生体内では脳や神経組織、精子などに多く存在しています。

次回のチラシ掲載日までお待ちください(毎月24日)